20Gウェブ情報共有では、ウェブサービスの利用開始時に「サインイン」という、ID(メールアドレス)とパスワードを入力する必要があります。しかし、このサインイン手続きは普通の人間にとって面倒で困難なものです。この面倒で困難なサインイン手続きを自動化させるために「パスワード管理アプリ」を導入することが必要です。パスワード管理アプリを利用すると次の利点があります:- パスワードを考えたり覚えたりするのに費やす時間が不要となる∵パスワードを自動的に生成してくれるから
- 破られやすいパスワードを使わなくなる∵自動的に生成されるパスワードは不規則なものだから
- パスワードは「マスターパスワード」一つだけを覚えればよい→ただし、マスターパスワードを忘れてしまう事態に備えてマスターパスワードは紙に書いて鍵のかかる引き出しに入れておくことをお勧めします。
- ウェブサービスのパスワードを忘れてしまってパスワードを再設定するときにパスワード管理アプリが自動的に追跡して新しいパスワードを記録してくれる。(LastPassの場合)
- 様々なサインインの必要なウエブサービスを開くのに、それらウェブサービスをパスワード管理アプリから呼び出すことができる
- 個人の利用する様々な端末(パソコン、スマホ)にそれぞれパスワード管理アプリを入れてパスワードを全て同一に保っておくこと(同期)ができる→ただし、パスワード管理アプリは同一アプリ品種(LastPassなど)である必要があります。また、無料版では同期機能は制限されているので、アプリを購読する必要があります(LastPassでは年間12ドル)。
パスワード管理アプリLastPass(ラストパス)によるパスワード再設定時の新パスワード自動保存を使うとパスワード再設定する際に新しいパスワードを自動的に保存してくれます。 |
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